事前準備など
カメラ
カメラはフェアバンクス時のキャノンKiss x2から軽さが売物のKiss x7に出世(ボディだけをネットで入手)、レンズはトキナー( 11mm-16mm F値2.8)で変わらず。
カードは書き込み速度の速いサンディスクの64GB extream proを奮発、予備は16GB proを初期化している。
Wi-Fi
スマホはメールと電話、カメラを少しと言う初心者だが、今回はオーロラ情報などを調べるためにWi-Fiを始めることにした。ネットで値段などを調べてワールドWi-Fiに申込をした。
食料
オーロラ観賞は10.30pm頃に出発し、翌1.30amにホテルに帰ってくることになるので、ツアーによっては最初の日に夕食(顔合わせを兼ねて)、後は昼食を兼ねた朝食だけとなることが多いいが、今回のツアーは食事は一切付いていない。1日か2日はレストランに行くとして、あとはどうするか…

アラスカのフェアバンクスはスーパーマーケットの惣菜などが充実していて食事に困ることはなかったが、イエローナイフは小さな町のようなのでちょ
っと心配、カナダはアメリカほど厳しくないと聞いているし、電子レンジとコーヒーメーカーは備わっているらしいので自炊用にレトルト食品をちょっとだけ忍ばせている。

伊丹~羽田~バンクーバー~エドモントン~イエローナイフ
今回のツアーは羽田発がpm10なので伊丹空港出発はpm6、ツアーの受付とチェックインを早めに済ませて、ワールドWi-Fiの受付に向かう。
Wi-Fiは初めてなので操作の仕方を聞くと、機器を取り出して丁寧に(と言っても簡単のようだ)教えてくれて、気をよくして出発ゲートに向かう。

羽田では夜の10時となると発着便が少なくなるのか、ほぼ定刻に出発。座席は4C、どの座席からも隣を気にせずに直接通路に出られるのがよい。
食事の後、座席を横に倒したり、戻したりの操作を繰り返し、毛布を出したりした後、横のテーブルを見るとWi-Fiがない。座席の周りをいくら探しても見つからないのでCAに話すと、さすがにプロ、すぐに見つけてくれた。(帰国便でもスマホをなくしたが徹底的に調べて探し出してくれた、感謝々々)

バンクーバー着は予定より少し早いpm1.30(時差がー17時間なので夜の
10時に出発、当日のお昼に着くと言う何だか変な感じである)に到着、
kioskで税関申告書を作成、出てきたレシートとパスポートを入国審査官に
提示した後、荷物をピックアップアップしてレシートを税関係官に渡して入国完了となり、ずいぶんスムーズになっている。
昨年の日程はバンクーバー~イエローナイフは直行便でホテルで一休みしてオーロラ観測に出かけるスケジュールであったが、今回はエドモントン経由
である。
でもって、イエローナイフ着後、ホテルに行く時間はなく直接オーロラ観測に出発すると言う超強行日程となっている。老人には結構キツイ。

オーロラ観賞1日目
荷物を積み込んでオーロラ観測小屋に出発、途中、同乗の現地ガイドがオーロラが出てますよと案内してくれる。自分の座席からは見ることはできないが、期待してよさそうだ。
pm11.40頃、観測小屋に到着。添乗員は第2観測所だと言っていたが、地図を書いて貰った現地ガイドの責任者は名前は付いていないとのこと。基礎的な情報にも違いがあることが分かって面白い。

申し込んでいた防寒着は冷蔵庫業者の作業員が着るような防寒着なので寒さ対策は万全、靴や手袋も極寒仕様である。
クッキーとコーヒーで一休みした後、カメラの設定を確認し、三脚に乗せて外に出る。

am1時過ぎ、西の空に白い雲が棚引くように浮いている。先住民の住居を模したティピーというテントの後ろの木立を背景にしてレリーズを10秒ほど押してから離すと、箒のようなオーロラが空に向かって伸びている画像が撮れた。そして2、3分後には緑が濃くはっきりとしたオーロラになった。

シャッタースピードを8~12秒に変えて5、6枚撮ったりした後、カメラを小屋の後ろに向けると少し幅のある雲が漂っている。レリーズ10秒で撮ってみると緑のかたまりの端が天に向かって跳ねているようなオーロラが写っている。
一服した後、カメラを東に移動して小屋の端っこが入る構図にして撮ってみると、先ほどの小屋の後ろのオーロラより勢いが増し、オーロラらしい写真になってきた。
カメラを南に回し、広場の向こうの林越にしてシャッターを切ってみると、画面一杯に広がるオーロラが写っている。オーロラがむくむくと盛り上がっている感じである。

(サムネイル画像をクリックすると大きいサイズの画像になります。画像の中ほどの両端の矢印をクリックすると画像を前後に移動出来ます。画像の右下の○をクリックするとサムネイル画像に戻ります)