姫路城、全国に多々あるお城の中でユネスコの世界文化遺産に登録されているのは姫路城だけです。(二条城は御殿であって城郭とは言えないし、首里城は日本の伝統的なお城のイメージとはちょっと違う感じです)

世界遺産の商業的利用価値からお城を持つ地元では何とか世界遺産にと言う動きもあるようで、世界遺産登録から30年近く経ち、美的完成度が高く木造建築として世界的にも類のない優れものと評価された姫路城を高嶺の花と仰ぎ見ていた感覚も薄れてきているうえに、昨今は銀を掘った跡なども世界遺産になったりしているので、おらがお城も…と登録の基準を満しているよう説明することに知恵を絞っているようです。

姫路城は昭和の修理から50年ぶりに平成の大修理が平成21年から始まり、外壁の漆喰の塗替えや屋根の葺き替えが平成26年6月にが終わり、真っ白な大天守がまばゆいほど輝き、天に聳え、白鷺が大空に飛び立つよう姿をみせていると報道されたりしています。

桜の季節にお城見物をしていて、平成31の4月に大修理が終った白鷺が大空に飛び立つよう姿の姫路城見物をしました。今年、3月に姫路城の「トの櫓と搦手周辺の特別公開」の見物をし、前回の見物では観光客の混雑などでうまくカメラに納められなかったところを撮り直しました。