昨年の2月下旬、ホワイトホース(カナダ)のオーロラ鑑賞ツアーに参加しました。4夜のオーロラ鑑賞機会のあるツアーでしたが、オーロラを見られたのは3日目の30分ほどだけでした。曇っていたり、また晴れてきてもその時オーロラが発生するとは限らないので、少しでもオーロラを見られたのは幸運と云うべきかも知れません。
しかし、天空一杯に緑のカーテンがゆらゆらと揺れるようなオーロラではありませんでしたのでなんとなく物足りなさは残りました。
ところで、昨年、初めてのオーロラ撮影ということでF値2.8の超広角レンズや三脚、レリーズ、防寒カバーなどの投資をしましたが、帰国後は花火撮影などの興味もないので使い道がなくデッド・ストック気味に部屋の隅に放っていました。
一方、オーロラ鑑賞ツアーに備えて入会していたアラスカ大学フェアバンクス校の地球物理学研究所(オーロラ予報を毎日発表している)のオンライン・オーロラ・フォーラム(インターネットで申し込めば誰でも入れる)から、その後も時々活発な(レベル4or5?)オーロラの発生が予想されるとメールが届いたりして、緑のカーテンへの誘いに気持が揺れたりしていました。
その研究所のウェブ・サイトには旅行者向けのガイドもあって、それによるとオーロラ鑑賞に一番適しているのは3月の新月の頃だと云うことです。 そんなこんなで、設備投資の回収という口実で3月出発のオーロラ鑑賞ツアーのパンフレットを漁りました。
イエローナイフはカナダ国内で2~3回も乗り継ぐらしいので敬遠、JALチャーター直行便のあるフェアバンクスに行くことに決めました。添乗員が付くツアーと現地係員が案内するツアーがあって、大雑把に同条件にして比べると添乗員が付かない方が6~7万円ほど安いようです。直行便のオーロラ鑑賞には添乗員がいてもいなくても大して変わりはないと思われます。
で、大手旅行社の3月12日出発、現地係員が案内する‘日本航空チャーター直行便で行く「オーロラ都市」フェアバンクス6日間’の旅です。