ポルトガルといえば、鉄砲伝来やフランシコ・ザヴィエルなど日本史の世界が思い出され、金平糖、タバコ、カルタなどのポルトガル語は日常使われる日本語に深くとけ込んでいますが、現在、ポルトガルと言われてすぐに頭に浮かぶのはフィーゴやロナウドくらいです。

各社のパンフレットは情熱のスペインに対して、哀愁とか悠久のポルトガルと形容して旅情を誘いますが、関西発のお手ごろ価格ツアーではスペイン観光の付け足し扱いとなるのが多く、ポルトガル単独のツアーはありません。

また、道に迷ったり、カタコト英語でレストランのメニューを尋ねたりしながら、ゆっくりと旅をするのに丁度よい国の感じですが、個人旅行は宿の予約や移動の手配など準備が大変で、最近は億劫になっています。そして、なりより航空会社のヨーロッパ向けのマイレージのディスカウントがなくなってしまいました。

そんなこんなで、成田発の大手旅行社のツアー、「旅情満喫ポルトガルの旅8日間」です。