おもにヨーロッパを旅行していますが、ヨーロッパ観光のオフ・シーズンには昨年はエジプトに行きました。その時、手軽な読み物でもと本屋さんの棚をさがして見つけたのが岩波新書の「インカとエジプト」です。増田、吉村先生の対談本ですが、読みやすくて旅の道中、時々拾い読みしていました。

旧大陸と新大陸の文明の比較、ことにエジプトの新王国時代とインカ帝国の宗教観、政治組織など類似点の解説が面白くて、いつかインカの国に行ってみたいと思っていました。

また、NHKの世界遺産100選のトップにマチュピチュが選ばれたりして、次の旅行は南米と決めました。日本の冬が南半球では観光シーズンだろうと思って、1月後半から2月頃出発のツアーを調べました。(この時期はアンデスの山岳地帯は雨季になるので、ベストシーズンではないことが後で分かりました)ブラジル航空の日本~北米間の運航休止でツアーが少なくなり、成田発のツアーも選択肢に入れて調べて、マイレージキャンペーンを利用できる成田発のJAL利用のツアーに決めました。

成田出発のツアーなので伊丹~成田間は追加負担です。成田17時20分発ですが、羽田経由リムジンバスで成田に行くのも面倒だし、伊丹では少し融通が利いて、成田~メキシコシティ間の座席を前方のコパートメントにして貰らえるので伊丹発8時30分の成田行きにしました。

また、帰りの伊丹便は乗り継ぎ時間が1時間10分しかないので駄目ですと言われましたが、自己責任という事にしてなんとか発券して貰いました。

で、「イグアスの滝と悠久のアンデス・メキシコへの旅14日間」です。