定年退職が7月末、卒業記念としてどこに行こうかと考えたとき、なぜか、最初に頭に浮かんだのはロシアでした。

若い時に読んだドフトエスキーやトルストイの小説の舞台、レーニンやトロツキーが活躍した処、ナポレオンやナチスドイツとの陰惨な戦いの場など自分の目で見てみたいと思っていたこともありますが、エルミタージュ美術館もみたいし、丁度、エカテリーナ宮殿の琥珀の間の修復が終わったと云う報道もあったりして、まずは、ロシアにと思ったわけです。椎間板ヘルニアの手術後の調子もよ
いし、お医者さんも大丈夫でしょうと言ってくれて腰が軽くなります。

パンフレットをみると、関西空港からロシアへは日本の航空会社もエアロフロートも飛んでいなくて、ウズベキスタン航空が運航しているらしい。ウズベキスタンとかタジキスタンなど地図が頭に浮かんでこないし、旅行会社に確認するとIATAに加入していないようなので少し心配になるが、ビザを依頼する商社系の旅行代理店で保険を多めに掛けることにする。

で、ツアーはエルミタージュ美術館とロシア二都物語8日間の旅。