世界のえーとこ見に行こう!!   

ご用とお急ぎのない方は、ごゆっくりどうぞ。

スポット: 美術館・博物館 (12ページ / 13ページ)

2日目 バルセロナ

サグラダファミリア、グエル公園、ピカソ美術館

8時45分 ホテル出発、市内観光。

バスのなかで注意事項を紙に書いたものが配られる。お金のこと、チップ、郵便、電話のかけ方、水などについて説明して貰う、免税手続きについてはあとで詳しくお話するとのこと。

聖家族教会(サグラダ・ファミリア)

バスはまず、聖家族教会(サグラダ・ファミリア)へ、ガウディの建築である。正面に立つとその壮大さに圧倒される。

1882年に着工されて、翌年にガウディが総責任者に指名され、40年以上かけて‘誕生のファサード’の聖母マリア像などの彫刻、高さ107mの4本の鐘塔などを完成させたが交通事故で亡くなった。

その後、時代ごとの建築家に引き継がれ‘受難の正面’と4本の鐘塔が出来き、現在、12本の鐘塔うちの8本が完成したことになる。これらの塔は12使徒に捧げられるものとか。


塔の高さは100m以上あるので、広場の端まで下がっても全体を納めることは出来ない。


正面(慈悲の門)…上の柱の上には受胎告知、下の柱にはイエスの生誕、左
には東方三博士の礼拝の場面が彫刻されている。

建設はいまなお続いており‘栄光のファサード’を飾る4本の塔やイエス・キリストの栄光を称える170mの筒塔、聖母マリアに捧げる125mの塔などが立ち上げられる予定で、翼廊、交差廊、後陣の完成は50~100年後とか。


内部に入ると建築の様子が見られる、エレベーターで展望台に上れるよだが元気な人は階段で登ったようだ。外人は建築中の内部は見ないそうで、中に入るのは日本人だけらしい。

 

ピカソ美術館

ピカソが9才の時に描いた人物像はそのデッサンと色彩の非凡さに驚かされる、青春時代までの青の時代の絵も多数展示されているが、プラド美術館の名品、ベラスケスのラス・メニナス(侍女たち)をピカソ流にデフォルメしていく過程が分かる連作は興味がつきない。
美術館をあとにしてバスはグエル公園に。

グエル公園

グエル公園はガウディ芸術の集大成と言われており、広大な敷地に正門、大階段、列柱、ギリシャ広場、波形ベンチ、門衛館や十字架の丘などがあり多彩な色の破砕タイルモザイクが幻想的な曲面構成となっている。で30分の自由行動。


オオトカゲのモザイクは大人気。大きな口に手を入れて興奮する観光客もいる

トカゲのモザイクの上の階段もカメラを構える人で一杯


悪魔の噴水

天井も賑やかな装飾で飾られている。


正門の両脇には守衛小屋と管理小屋が建っている。これはヘンデルとグレーテルに登場するお菓子の家をイメージして造られたと言われている。
右手の高い塔を持つのが守衛小屋。

左手の綿菓子をかぶっているのが管理小屋。


カサミラ、カサバトリョを廻り、食後バレンシアへ。

バスは360キロ走ってバレンシアに到着、

夕食はレストランでシーフードパエリア。パエリアは6年ほど前、ロンドンでご馳走になったことがあり、その味を日本で探したこともあり思い入がある。30人分の大鍋は迫力がある、で料理はまずまず。

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6日目 オルセー美術館2

オルセー美術館(2)

フランス(パリ)旅行6日目 オルセー美術館見学その2

日本語音声ガイドを借りる。
西洋美術集、印象派特集などの美術本、日本で開催された特別展やテレビ、ビデオなどで見聞きしてきた絵を目の前にするのは本当に楽しい。

モネ


庭の女たち:正装した女性たちが庭で花を摘んでいる。モネの若い頃の作品で、目で見た通りに描いたもの、画面中央の後ろ姿の女性と手前の屈んだ女性に陽があたって華やかである。平面的な感じもするが上品な作品である。

ひなげし:手前には日傘を肩に掛けた女性と摘んだひなげしの束を胸に掲げた男の子が描かれ、丘の上にも同じような二人の姿が描かれている。二人はモネの妻と息子だと言われているが、動画のようにひなげしを掻き分けてモネの妻と息子が丘を下りてきたところを温かく描いている。

日傘の女:下から見上げるように女性の全身像を白い雲の広がる空だけを背景に描かれている。女性はたった今こちらの存在に気づいたようである。

ルーアン大聖堂:ゴシック建築のファサードだけを構図として描いたもの。
夜明け直後から日没直後まで太陽の動きとともに絶え間なく変化する光と影の交差のなかで、ファサードは深い青色から黄色までいろいろな変化を見せる。ルーアン大聖堂のファサードを描いた作品は30点以上あるそうだ。


ロンドンの国会議事堂…夕陽の逆光によって議事堂は青いシェルエットとなって浮かび上がり、その影をテムズ川に落としており、夕陽がテムズ川の霧に覆われた水面に映り込みアクセントとなっている。

睡蓮の池 バラ色の調和(太鼓橋)購入した牧草地に川から水を引いて池を造り睡蓮を咲かせ、岸には柳などを植え、日本風の橋を架けたりしている。
イングリッシュガーデンやフランスの幾何学的庭園では池を見ることは殆んどなく、せいぜい水を噴水として取り入れているに過ぎないが、モネの庭園では池が主役のとなっていて、四季よって移り変わる表情をみせる日本の庭園に近い気がする。
モネが庭園の睡蓮をテーマに描いた絵は300点もあるそうだ。

ルノアール


ムーラン・ド・ラ・ギャレット:モンマルトルの丘の上にあった戸外のダンスホール、労働者たちの週末の幸せ感溢れる情景が、にぎやかな音楽、あちこちではずむ会話、人の触れ合いや熱気、風のそよぎなどを青紫と黄みがかった白の斑点を散りばめることによって揺れ動く木漏れ日の下で描かれている。


ピアノに寄る娘たち:ルノアールほど人々にに親しまれている画家はいないと言われているが、そのルノアールの作品の中でも最も愛されているのがこの「ピアノに寄る娘たち」である。ピアノ前に座り真剣な表情で楽譜を読む妹、その妹にこまやかにアドバイスする姉、二人の少女の表情や頭髪、衣服衣服の動き、やわらい肌の質感などが愛くるしく表現されている。


日の当たる女の上半身…、葉むらを通して漏れてくる光と影を通して裸婦の上半身を浮き上がらせている。習作なんだそうだ。


ポール・ダラス婦人の肖像…19世紀後半、富を得たブルジョワ達は競って
肖像画を発注するようになったらしい、画家にとっても収入を得るチャンスなのでよく肖像画を描いたようだ。マネのべルト・モリゾも同時期の作品である。

ドガ

カフェにて:カフェで二人並んだ男女がお互いに無関心でそれぞれの思いにふけっている様子である。でも、よく見ると男は一筋縄ではいかないいかつい面構えをしており、女は浮かぬ顔で投げ遣りな感じである。売春宿の亭主の小言に稼ぎが無かった娼婦がふてくされているようでもある。

ダンス教室:ドガと言えば踊り子の画家と称されるが、ドガは長年にわたってオペラ座に通い、踊り子たちのさまざまな動きや表情をつぶさに観察し続けた。「ダンス教室」は踊り子のステップを見つめる老練なダンス教師が主役で、斜め横から描かれている。彼の前面にはかれの指導を待つ踊り子たちがさまざまなポーズをしている。

マネ

すみれの花束をつけたベルト.モリゾ:ベルト・モリゾは印象派の女流画家、モネと交流があった。喪服姿の女性は美しいと言われるが、このすみれの花束をつけたベルト・モリゾは大きな黒い目でまっすぐ正面を見つめ、かすかに笑みを浮かべている。知性に溢れ、気品が感じられる女性の肖像画となっている。見る者を惹きつける「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」は女性の肖像画としては群を抜いている。

オランピア:画家たちはビーナスなどの神話や歴史、寓意にかこつけて女性の裸体を描いてきた。このオランピアはティツィアーノのウルヴィーノのビーナスをヒントにしていると言われているが、神話や寓意などのヴェールを剥いで生身の裸体の美しさを直截に表現したものと言える。オランピアは当時、娼婦を意味した。

草上の昼食:あっと度肝を抜かれる作品である。都会に暮らす人たちが憩いの場をもとめて森にピクニックに出かけたりしたのだろうが、この「草上の昼食」ではそうした木陰のピクニックの場で、正装した男たちが連れ出したと思われるヌードの女性が、あっけらかんとこちらに顔を向けている。
「オランピア」は神話のヴェールを剥いで生身の裸体の美しさを描いたものと納得的であるが、こちらは森のピクニックという憩いの場にいきなりヌードが現れた感じで、絵の素養はなく、ただ絵を見るのが楽しいと思ったりしている輩は困惑、混乱してしまう。

ゴッホ


ローヌ川の星月夜:一度見たら忘れられない絵である。夜空に北斗星が輝き、川面にはガス灯の灯りが長く伸びている。自然の澄んだ星の光と川面に映るガス灯のけばけばした光の帯、夜の風景が昼よりも色彩豊かに表現されているのが印象深く感じさせる。

自画像:ゴッホは自画像をたくさん描いているが、この淡い青色を基調とした自画像はゴッホが死亡する1年前、36才のものだが、西洋人の年令は分かりにくく50才代に見える。青色は冷たさ、寂しさを表すとも言われるが、淡い青色の衣服や背景のうねるような青い曲線はゴッホの不安な内面を反映しているかのようだ。

カイユボット


鉋をかける人々:裕富な邸の床を仕上げるために鉋で削る作業をしている上半身裸の3人の職人たちを描いており、並んで作業をしている職人は何か話しかけているような様子である。部屋、大工道具、鉋の削りかすなども写実的に丁寧に描かれている。
のこぎりもそうだが鉋のかけ方も西洋と日本では随分違うようで面白い。
裕富な出のカユボットは印象派の仲間たちの絵画展の援助をしたり、仲間たちの絵を収集したりした。ルノアールのムーラン・ド・ラ・ギャレットもそうした絵に1つである。

セザンヌ

リンゴとオレンジ:リンゴとオレンジが食器に盛られた静物画。絵を見て楽しむでけの素人目には、言われなければ分からないが、真ん中のオレンジを盛った柄の付いた皿は正面から見る角度からは奥の縁が見え過ぎる気がする。
上からのぞき込むようにオレンジを描くために違った角度に変えて描いているように見える。また、リンゴが盛られた皿はこのままではずり落ちて仕舞いそうだが、左り上から見下ろす角度から見たがリンゴが一番生命力溢れる表現となるのかも知れない。

シスレー

ポール・マルリの洪水と小舟:
セーヌ川の大氾濫後のポール・マルリの風景を描いた作品である。画面の左手には川が氾濫して往来が行き来出来なくなり、交通手段となった小舟が商家の裏手に近づいている。中央には栗林が、遠くにはかすかに並木が描かれている。下の方には水面に反射してゆらめく太陽の光が、上方には青い空に真っ白な雲が浮かび何事もなかったように穏やかである。

ミレー


落穂拾い:オルセーで是非とも見たいと思っていたのが、この落穂拾いと晩鐘である。落穂拾いは貧しい農婦が収穫の終わった麦畑で収穫漏れとなって打ち捨てられた落穂を拾っているところである。背景には大勢の農民が刈入れ作業をしており馬に乗った男が見張っていたりして、広大な農地の豊かな収穫風景が見て取れる。


晩鐘:
夕方、時を告げる教会の鐘が鳴り始めると、農作業の手を休め、敬虔な祈りを捧げる夫婦が描かれている。解説によると、ミレーは子供の頃、畑で農作業をしていた時、いつも夕方の鐘がなると祖母が仕事を中断させ、帽子を脱いで、あわれな死者のためにアンジェルスの祈りをするように言われた、それを思い出して描いたとされる。(アンジェルスは天使のこと)

クールベ

画家のアトリエ:
 縦3.6m、横が6mもある大作である。’私のアトリエの内部、わが7年間の芸術的な生涯を要約する現実的寓意’という長い副題が付いている。寓意とは、信仰や死などの抽象的な事柄を具体的な物事に託して表すことで、日本の比喩に似たものと思える。
画面はクールベのアトリエで、真ん中でクールベが風景画を描いていて、右側にはクールベの絵を理解し支持する友人たちが生き生きとしている、左側は商人と金持ちの物売のかけひきを周りが覗いたり、猟犬を連れた資本家やその日その日を生きる労働者たちが描かれている。クールベは右側のひとを生によって生きる人々、左側の人たちを死によって生きる人たちとと言っていたそうだ。
左右に描かれた人たちは「寓意」を表しているのだろうが、何の「寓意」なのか絵画音痴の自分には何を表しているのか分からない。下賤な興味からすればクールベはこの大作をどこに掲げられると思っていたのだろう。

ルソー

戦争:一見、漫画のような作品だが、これは戦争の寓意を描いた作品とされている。画面の下の方には戦争で死んだ人たちの死体が転がり、カラスが死肉を貪っている。中央には白い服をまとった少女が髪をなびかせ、炎と剣を手に、黒い馬と共に死体の上を駆け巡っている。
戦争の擬人化の少女、山積みされた戦死者、死肉を食うカラスなどなど、これらすべてが戦争の寓意と言うことなんだろうが、画家が出展に際して書き添えた、’戦争は到る所に恐怖と絶望を残し、そして涙と廃墟を後に通り過ぎてゆく’と言う文章を読むと、戦争の寓意がなんとなく分かる。

カバネル


ヴィーナスの誕生:悩ましい表情の美の女神ヴィーナス。甘美で官能的であるが、神話になぞって海の白い泡がわきだち、天使が祝福している構図となっている。
カバネルは印象派の画家たちと同世代であるが、印象派の思想や表現とは真反である。印象派全盛期にアカデミズムの孤塁を守っていたとは驚きだ。

アングル

泉…泉と名つけられているのはギリシャ、ローマの神話の女性の寓意的な図像を下地にしているからだろうか。ギリシャ彫刻の裸婦像をモデルにした理想的な裸婦像に思える。ピンボケになってその辺りが台無しになっている。

ローザ・ボヌール


ニヴェルネ地方での耕作…

 

 

4日目 オルセー美術館

オルセー美術館

フランス パリ旅行4日目 オルセー美術館見学その1

9時前に着くが、オルセーは10時開館のようだ、でチュルリー公園で時間を潰す。
ルーブルが休みなので混むと思って20分前に戻るが、さほど行列は長くない。日本語版の案内図を貰う。地上階、中階と上階に展示室がある。

上階(3階)に印象派の絵が展示されているので、混まないうちにと思って最初に上階に。階段を上がってからエスカレーターに乗るので少しまごつく。

39室のモネ、ルノアールの晩年の作品から順次29室までゆっくり見て廻る。宗教画はキリスト教の知識がないものには分からなところがあるし、また気分が重くなることがあるが、印象派になると絵の素養がなくても見ていて文句なく楽しい。

(オルセー美術館の作品の画像と感想(解説)についてはフランスパリ旅行6日目のオルセー美術館見学その2に詳しく載せていますので、そちらを是非ご覧下さい)

奥のショップでB4サイズ版のゴッホとルノアールを買う。逆順で39室まで見て、40室から50室に廻りルソー、ゴーギャンなどを見る。カフェでおそい昼食をとり、屋外テラスに出てセーヌ河やモンマルトルなどパリ市街を見る。

中階に降り絵と彫刻をみて、地上階へ。アングル、ドラクロワ、カバネル、クールベ、ミレーなどなど。

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2日目 ルーヴル

ルーヴル美術館(1)

フランス パリ旅行2日目 ルーヴル美術館見学その1

今回の日程は24日と25日がルーヴル、26日と28日にオルセー。
あいだの27日にモン・サン・ミッセル、29日は市内観光。30日にポンピドー文化センターとマラソン応援などが大まかな予定です。

24日は日曜日、9時20分前にルーヴルに着く。中央入り口、ピラミッドの行列はそんなに長くなくスムースに入館し日本語版の見取り図と館内案内を貰う。

今日は出来るだけたくさんの作品にふれることにして、まずサモトラケのニケを見てデノン翼、2階のグランド・ギャラリーに向う。

チマブーエやジョットの13~14世紀の宗教画などからルネッサンスにいたるイタリア絵画が200mも続くギャラリーの両脇にならんでいる。

グランド・ギャラリーの突き当たりがモナリザの部屋である。時間が早く人が少ないのでゆっくりとモナリザをみる。

次のスペイン絵画の部屋ではエルグレゴ、ベラスケス、ゴヤ、ムリーリョなどをみる。

帰りはグランド・ギャラリーに平行している部屋に展示されているジェリコー、ドラクロワ、ダヴィッド、ヴェロネーゼやアングルなどのフランス絵画の大作を見学する。

オダリスクはちょっとドキッとし、左右の見学者を横目で窺って、改めてじっと眺める画だ。

帰りはグランド・ギャラリーに平行している部屋に展示されているジェリコー、ドラクロワ、ダヴィッド、ヴェロネーゼやアングルなどのフランス絵画の大作を見学する。
オダリスクはちょっとドキッとし、左右の見学者を横目で窺って、改めてじっと眺める画だ。このほかエビ足少年などを見る。

この後、あらためてグランド・ギャラリーに戻り、ジョットや師匠のチマブーエの宗教画、ウッチェロのサンロマーノの戦いなどを見た後、グランド・ギャラリーの両側に展示されているイタリア絵画の続きを見ていく。グランド・ギャラリーと言ってもちょっと広い廊下といった感じで、その両側にオークションに出せば数十億から何百億と言った値が付くダヴィンチ、ラファエロ、カラバッジョなどの絵画が当たり前のように展示されている。絵の素養がまったくない者でもこれらの絵を眺めるのはまったく楽しい。

リシュリュウ翼に廻ってナポレオン3世の居室をみた後、ショップで主要作品ガイドを買い、カフェで軽食をとる。
午後は2階(日本流では3階)に上がり、シュリー翼の17世紀~19世紀とリシュリュウ翼の14世紀~17世紀のフランス絵画をみる。

リシュリュウ翼にはフランドル派やオランダ派の絵が展示されており、両替商とその妻、フランソワ1世の肖像、レースを編む女、大工聖ヨセフ、いかさま師、ピエロ・ジル、トルコ風呂、浴女、真珠の女などなど。

1階に降りてギリシャ、ローマ彫刻をみた後、中庭に出てサルゴン二世の宮殿の飛牛やマルリーのフランス彫刻を見る。

(サムネイル画像をクリックすると大きいサイズの画像になります。画像の中ほどの両端の矢印をクリックすると画像を前後に移動出来ます。画像の右下の○にペケのマークをクリックするとサムネイル画像に戻ります)

6日目 モスクワ

コローメンスコエ、トレチャコフ美術館

ロシア旅行6日目
世界遺産コローメンスコエ

今日のスケジュールは午前中がコローメンスコエの観光で午後はフリータイム。世界遺産コローメンスコエはクレムリンの南、モスクワ川沿いに420万坪に亘って広がる自然保護公園。昇天寺院を中心とする14~18世紀の教会や木造建築が建っている。

世界遺産コローメンスコエ昇天寺院、白い石で造られている、 上の方が
ロケットのような形をしている。
すぐ側をモスクワ川が流れている。

イワン雷帝やピョートル大帝などが別荘を建てて住んだところで、ピョートル大帝が1700年初めに住んだと云われる白海の港町の小屋も移設されている。

静かな自然と古い建物が歴史を感じさせてくれる。コローメンスコエの観光を終えホテルに帰る。


添乗員がフリータイムの市内観光の危険さを強調したこともあってオプショナルツアーのセギエフ・ポサード観光に参加する人が多いようだ。

ロシア人は英語の通じる人がすくないし、地下鉄の駅も英語の案内は無いうえに駅も大きいので出口を間違えるとどうしようもなくなるとか、タクシーも言葉が分からないと利用できないとかなんとか。ツアーを無事に終わるのが自分の責任で、安全第一ということだろうが、それらを踏まえたうえでお客の希望に親切にアドバイスするのがコンダクターの仕事だと思うが無理な要望だろうか。

トレチャコフ美術館

部屋で少し休息して、トレチャコフ美術館の見学に行くことにする。地図をみるとトレチャコフ美術館は地下鉄トレチャコフスカヤ駅の近くにある。
ホテルの近くのヴェー・デ・エヌ・ハー駅から同じ6号線で7つ目の駅なのでなんとかなりそうだ。

ホームに降りて若い女性にトレチャコフスカヤに行くのはどっちの方向に乗ればいいかと聞いてみると、乗り場に案内してくれ、次の電車が来るまで一緒に待ってくれる。親切な人はどこにでもいるものだ。


ロシアではたいがい外国人の入場料を高くしており、トレチャコフ美術館も225ルーブルで倍以上だが、日本円で考えるとそんなに高いとは言えない。

エルミタージュ術館のヨーロッパ美術に対して、トレチャコフ美術館は12世紀以降のロシア美術の名品が集められている。

トレチャコフ美術館、正面


トロビーニン…レースを編む女

クラムスコイ…荒野のキリスト

イワン・シーシモン…松林の朝


コンスタンチン・フラヴィッキー…公爵令嬢タラカノワ

イリヤ・レーピン…イワン雷帝とその息子


イワン・クラムスコイ…見知らぬ女

などなどロシア絵画の水準の高さが素人にも分かって楽しい。

トレチャコフ美術館のもう一つの特徴は数々のイコンが収集されていることだ。

処女マリアや三位一体などなど、ただ、キリスト教の分からない者には重たい気分にさせられるだけだ。教会に回って有名なウラジミールの聖母をみてホテルに帰る。

モスクワ最後の日なのでマトリョーシカを土産に買ってルーブルを使い果たす。

11時にホテルを出発、帰国の途に着く。

シェメレチェヴォⅡ空港からタシケント経由のウズベキスタン航空で関空へ。
同一ホテルにそれぞれ3泊する旅であったが、慌ただしくあっと言う間に1週間が過ぎた感じだ。でも楽しい旅であった。エルミタージュ美術館には機会を作ってもう1回行きたいと思う。

関空では流れ解散と言うことだが添乗員は皆の荷物を確認せず、すたすたと帰っていった。スーツケースに損傷があったりしたらどうするんだろう。そういえば航空券の空券も貰っていない。横着な添乗員だった。

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