8時45分 ホテル出発、市内観光。

バスのなかで注意事項を紙に書いたものが配られる。お金のこと、チップ、郵便、電話のかけ方、水などについて説明して貰う、免税手続きについてはあとで詳しくお話するとのこと。

聖家族教会(サグラダ・ファミリア)

バスはまず、聖家族教会(サグラダ・ファミリア)へ、ガウディの建築である。正面に立つとその壮大さに圧倒される。

1882年に着工されて、翌年にガウディが総責任者に指名され、40年以上かけて‘誕生のファサード’の聖母マリア像などの彫刻、高さ107mの4本の鐘塔などを完成させたが交通事故で亡くなった。

その後、時代ごとの建築家に引き継がれ‘受難の正面’と4本の鐘塔が出来き、現在、12本の鐘塔うちの8本が完成したことになる。これらの塔は12使徒に捧げられるものとか。

建設はいまなお続いており‘栄光のファサード’を飾る4本の塔やイエス・キリストの栄光を称える170mの筒塔、聖母マリアに捧げる125mの塔などが立ち上げられる予定で、翼廊、交差廊、後陣の完成は50~100年後とか。

内部に入ると建築の様子が見られる、エレベーターで展望台に上れるよだが元気な人は階段で登ったようだ。外人は建築中の内部は見ないそうで、中に入るのは日本人だけらしい。

ピカソ美術館

ピカソが9才の時に描いた人物像はそのデッサンと色彩の非凡さに驚かされる、青春時代までの青の時代の絵も多数展示されているが、プラド美術館の名品、ベラスケスのラス・メニナス(侍女たち)をピカソ流にデフォルメしていく過程が分かる連作は興味がつきない。
美術館をあとにしてバスはグエル公園に。

グエル公園

グエル公園はガウディ芸術の集大成と言われており、広大な敷地に正門、大階段、列柱、ギリシャ広場、波形ベンチ、門衛館や十字架の丘などがあり多彩な色の破砕タイルモザイクが幻想的な曲面構成となっている。で30分の自由行動。
カサミラ、カサバトリョを廻り、食後バレンシアへ。

バスは360キロ走ってバレンシアに到着、夕食はレストランでシーフードパエリア。パエリアは6年ほど前、ロンドンでご馳走になったことがあり、その味を日本で探したこともあり思い入がある。30人分の大鍋は迫力がある、で料理はまずまず。

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