午前中、市内観光。
参加者を6班に分けて、それぞれ責任者をきめて、その時々に班の人数を確認することになる。こんなツアーは初めてだ、添乗員の責任放棄もはなはだしいが口には出さない。

スフォルツェスコ城

ガイドさんの説明によれば14世紀にヴィスコンテ家が居城としていたものをスフォルツァ家が15世紀半ばに改築し城としたもの。200m四方の城壁の四隅に円形櫓が聳えている。城の裏手はセンピオーネ公園で、奥に平和の門が見える。

ドゥオーモ

ゴシック建築の最高傑作と云われミラノのシンボルとされる大聖堂。着工したのが1380年で完成までに500年もかかったと云われている。
幅が93m、奥行き、158m、最も高い中央の尖塔は108mで、サン・ピエトロ大聖堂に次ぐ規模だそうだ。

外装はたくさんの聖人像と135本の小尖塔で飾られ圧倒的な迫力があるが、丁度、正面、ファサードが修復工事中なのがちょっと残念。
内部は5つの身廊に分かれている、15~16世紀の見事なステンドグラスは旧約聖書、黙示録、新約聖書がテーマとなっているとのこと。

で、ドゥオーモの見学が終わり、40分の自由行動。

ヴィットーリオ・エマヌエル2世アーケード

ドゥオーモ広場とスカラ広場を結ぶアーケード、1867年に建設。
ガラスと鉄でできたドーム天井、モザイクと大理石が敷き詰められた床が見事である。アーケードは十字型になっていて中央部分に牛のモザイクがあり、片足のかかとをつけて1回転すると幸運がもたらされると云われている。新婚さんが順番に試みる。

スカラ座

イタリアが世界に誇るオペラ劇場。残念ながら全面改装中でネットに覆われている。
市内観光はこれで終わり昼食、午後はフリータイム。

最後の晩餐の予約

最後の晩餐は予約制となっているので、ツアーに申し込をしてすぐに予約にかかった。予約は電話でのみ受付。イタリアとロシアは市外局番の0をとらないらしい。

電話を入れると最初に自動音声がでて聞き取り難いが、言葉を選ぶようなので英語を選択すると担当者に繋がって名前や希望日時などを聞かれる。
担当者は世界中からの電話に応対しているのでカタコト英語で日本語を交えながらも結構通じて4月6日の3時45分の予約NO.を貰った。

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