10名催行のツアーであるが、旅行社は相変わらず集客力がなく期限までに11名が集まってやっと催行にこぎつけたらしい。伊丹から8人、成田が3人とのこと。
14:45のJALで成田に向かい、成田からは19:00発のカナダ航空でバンクーバー経由ホワイトホースに向かうことになっている。
(旅行社のパンフレットでは伊丹・成田間は羽田経由でリムジン代は各自負担となっていたが、最終日程表で伊丹・成田直行便となっていたので担当者に尋ねたら、2つのルートがある時にはパンフレットには条件の悪い方を記載するようになっているそうだ。
ついでに、カナダ航空は個人チェックインだと聞いていたので、eチケットを送って貰ってカナダ航空のWebサイトで座席の予約をしようとしたのだがうまく行かなかった(後で、添乗員に確かめたら、添乗員もカナダ航空のWebサイトで皆のチェックインをして座席の予約手続をしたが、問題なく出来たそうだ)、慣れてないのでどこかで入力間違をしたらしい)

少し早めに伊丹空港の集合場所に着くと、すでに皆さんお揃いの様子である。大津から参加のご夫婦と大阪から参加の5人である。大阪の5人は男性1人に女性が4人、一見、髪を伸ばした新興宗教の教祖と取り巻きの女信者といった感じである。どうなることやら・・・・・

添乗員は成田からの同行、この時期ツアーの端境期なのか旅行社専属のベテラン添乗員である。何かトラブルが起きてもうまく処理してくれそうだ。
30分ほど遅れて成田を出発、水平飛行に移って夕食が配られるが、みた目質素である。サラダにメインはチキンかビーフのチョイス、それにデザートであるが、JALなどに比べると品数が足りないし、メインもありきたりである。機内の食事も楽しみの1つだが、ちょっと寂しい。

ま、食事は別にして、順調なフライトでバンクーバー到着は予定より25分早い10時半過ぎに着く、8時間ほどのフライトである。

バンクーバーのパスポート・コントロールではいろいろと質問されることがあると聞いていたが、特に聞かれることもなくスタンプが押されて返され、無事入国。

国内線に移って3時間半ほどの乗継待ちの後、順調にホワイトホースまで行けると思っていたら国内線でトラブル発生。機内に乗り込んで座席に腰を落し、やれやれと思っていたら、機材不良とかで降ろされる。

これは長いこと待たされると覚悟していたら、隣のゲートに移動してあまり待たずに出発となった。
整備済の予備の飛行機が隣のゲートに待機しているとは、ちょっと手際が良すぎる感じである。カナダ航空の国内線ではよくあることなのだろうか。

結局、1時間弱遅れでホワイトホースに到着、外は一面雪景色であるが厳寒という感じではない。
出迎えのガイドさんによれば、日中はー4~-6℃とのこと。2月も20日になれば少し寒さが和らぐようだ。

ホテルへは15分ほど、メインストリートに面した4階建、ゴールドラッシュ・インという名前がついている。
オリエンテーション・ルームでガイドさんの日程の説明や防寒着の試着をした後、部屋に入る。コーヒーメーカー、冷蔵庫のほかに電子レンジも備えてあるので持参したレトル食品で餓えずにすみそうだ。