遅い朝食をとる。外は雨なので部屋に戻ってぐずぐずする。小雨になってくるのを待ってエッフェル塔に行く。パリの地下鉄は駅名が大きく表示されているので分かり易い、進行方向の終点駅名が分かっていれば充分だ。

エッフェル塔のエレベーターはごとごと軋しみながら昇り、下も見えるので高所恐怖症にはよろくない。第2展望台で降りる、それでも高さは115m
とか。小雨が降っているので展望がよろしくない。旧陸軍士官学校、アンヴァリッドのあたりをぶらぶらしてオペラに戻り、カフェ・ド・ラ・ぺでお茶をする。

午後はみゅうのバスツアー モンマルトルとサン・マルタン運河沿い散策。
雨も止み、2時出発、参加4名のミニツアーである。バスはバスティーユ
広場の革命記念柱を横にみてサン・マルタン運河へ。

19世紀に掘られた運河でゆるやかな歩道橋からの眺めはレトロな感じである、近くに映画の舞台となった北ホテルがある。ガイドさんにぜひ見て下さいと言われてマレ地区へ、16~18世紀の面影を残す街並みや、画廊やアンティークのウィンドウを楽しんでヴォージュ広場。ヴィクトル・ユーゴがながく住んだ家がある。

ムーラン・ルージュを通り過ぎ坂道にかかると印象派の画家達が住んでいた家などがあり、坂道を登ったところがテルトル広場。似顔絵描きで賑っている、日本人の画家もいるようだ。

で、いよいよサクレ・クール聖堂へ。サクレ・クールは聖なる心と云う意味とか。オルセーのテラスからも眺めた白亜の教会。入口に立つ騎馬像はルイ王とジャンヌ・ダルク。内部は広々としており壮大な天井にはモザイクがきらめいている。