コッツ・ウォルズの日帰り観光

マイバスセンター8時出発。参加者は29名、さすがJTBには人が集まるようだ。
ロンドンから南西へ約200キロ、コッツ・ウォルズは「羊のいる丘」が語源とか。

バスはまず、ブロードウエイへ、町の中心を通る広い道が名前の由来となっているようだ。丁度、朝市が開かれ野菜や果物を売っていた。この地方でとれるはちみつ色のライム・ストーン(石灰岩)の家並がおだやかである。

バートン・オン・ザ・ウオーターはウィンドラッシュ川のほとり。川と橋がほんとにきれいで町並みとマッチしている。ここで1時間半の昼食休憩、フィシュ・アンド・チップスと言うのを食べてみたが、さすがに不味い。

はちみつ色の家並みが続く町なかをゆっくり散策、庭に花が咲き誇っている家の前で、美しい庭だと声をかけると、手入れをしているお年寄りがうれしそうに、お前はどこから来たのかと聞いてきて短い会話のやりとりをする。

次はストウ・オンザ・ウオルド、かって羊毛マーケットとして栄えた町ということでアンティーク・ショップがたくさんある。イギリス最初の宿屋もある。

予定は3つの町でおわりであるが、少し時間があるとかでガイドさんがバイブリーに案内してくれる。ウイリアム・モリスがイギリスで一番美しい町と言ったとか。

横道に入った観光バスの停車スペースの前の家が売りに出ていて、ガイドさんによれば、この何でもなさそうな家が£2.5万もするらしい。
コッツ・ウォルズはロンドンで成功した人に人気があるようだ。

ロンドンにもどり電気屋さんでメモリーカードを買う。店は6時に閉まるとかで滑り込みセーフ。バッテリーの急速充電ができるかと聞くと時間がないと言う。いろいろやりとりしているうちにインチャージらしき人が店は閉まるが7時に店の前に来ると、それまでに充電しておくがどうだと言うので、ちょっと心配もあるが乗ることにした。

7時に店の前でバッテリーを受け取り、ぶらぶらしながら近くのスーパーで晩めしを物色していると、さっきの人にばったり会う。
善意をちょっとでも疑ったことが恥ずかしい。