7月の初めになって旅行社から送られてきた最終日程表を見ると危険物について、次のような注意書がある、
「揮発性の防虫スプレイ、ヘアースプレイ及び固形燃料、酸素ボンベ、ガスボンベ等の可燃物は、手荷物や預け荷物を含め航空機に積めないことになっています。ライターなども一切持ち込めません」

黄熱病の予防注射をしないので、蚊の予防用の防虫スプレイと蚊取り線香のための使い捨てライター、それにスプレイ式のシェービングフォームを持っていくことにしているので担当者に聞いてみると、「駄目なはずです、税関のところで没収されているのを何回も見ています」と言う返事。

シェービングフォームを何回も機内持ち込みしているが引っかかったことがないと言うと、「何百回も乗っていますので」と自分の方が確かだと言いたい様子である。
税関のところで没収されると言うのもおかしな話だが、この旅行社は危険物の機内持ち込み、預け荷物については説明不足又は無知としか言いようがないようだ。

化粧品類(シェービングフォームは該当する)と医薬品類(防虫スプレイは第2類に該当(缶に表示されている))のスプレイ缶についてはキャップで保護されていて100ml以内であれば機内持ち込み、預け荷物ともにOK(100ml超~500mlは預け荷物)、ライターは1人1個であれば機内持ち込みのみOKのはずである。

ドーハで乗継があるので、カタール航空に聞いてみると、‘国際ルールなのでドーハ空港も関西空港と同じ扱いとなっているので大丈夫だと’言う返事であった。

もう1つ、関空出発が23.05であるのに集合時間が20.00となっている。出発の3時間も前である。ここは外国ではなく勝手知った関空、それも特にハイシーズンと云うわけでもない。
確認事項や連絡事項がいろいろあるにしても関空からの参加は4人と聞いているので出発の2時間前の集合で充分のはずである。
危険物にしても集合時間にしても、この旅行社はどうもお客さんのために丁寧な仕事をするという気持はなさそうだ。

ま、いろいろあったが、カタール航空が昨年からワン・ワールドに加盟していると聞いていたので、当日、チェック・インカウンターでJALカード(クレジット)を示して、JALのサファイヤのステータスがあるのだがと申し出ると、あちこち確認をとった後、搭乗券を再発行して会員番号とSapphireの文字を入れてくれ、ラウンジは全日空の方に行くように言われる。
カタール航空がスターアライアンスからワン・ワールドに移ったが、全日空は、当分の間、マイレージの積算も認め、ラウンジも使わせると云うことのようだ。