久ぶりの日本食の夕食が終わり、荷物の整理を済ませ、風呂に入ったり、テレビを見たりいると、ドアーのところにメモが差し入れられている。アルゼンチン航空が大幅に遅れるとかで、明日、10時にミーティングをすると書いてある。これが個人旅行なら大変だが、添乗員がおり、現地のエージェントがついているので特別心配することはない。

ミーティングでは10時43分発が、23時55分に変更になること、ホテルのチェックアウト時間を18時まで延ばすこと、オプショナルツアーとしてパチャマカ遺跡と黄金博物館の観光を用意していることなどが説明される。

アルゼンチン航空はリマ~メキシコシティ間の運行を2月から休止するようで、石油の高騰で路線の維持が難しいようだ。ブラジル航空も日本~北米間のフライトをつい先日、休止したところだ。

オプショナルツアーは魅力があるが、旅は終わったという気が強いし、ドルの手持もないので、ホテルでインターネットをしたりしてぶらぶらする。

夕食のレストランはホセ・アントニオ、ペルー料理の老舗らしい。メキシコシティのキャンセルの埋め合わせのようだが、今回のツアーでは1番の美味しさだった。

リマを0時過ぎに発ち、メキシコシティ到着が5時前、2時間の時間待ちの後、チェックインが始まる。JAL便なのでファーストクラスでチェックインさせて貰い、JALのラウンジで時間をつぶす。

成田で伊丹便の接続時間がないので、チェックインの時にキャリー・バッブをわざわざ機内持ち込みにして貰い、飛行機の入口のところでも同じことを話して、機内で預かって下さいと頼んでいたのに、後でスチュアーデスが持ってきたメモには貨物室行きにチェックが入っている。

どうゆうことか尋ねると、保管するように指示されたスチュアーデスが機械的に判断して貨物室行きとしてしまったらしい。なんとか機内に戻し、ビジネスの空いている席にベルトで縛って貰う。

メキシコシティ~バンクバー~成田と順調なフライトが続き、無事、伊丹便に間に合い、大阪に帰る。お疲れ、お疲れ。