ウィーン美術史美術館

午後はフリータイム、王宮の英雄広場を少しぶらぶらして美術史美術館に。
ハプスブルグ家が中心となって収集された美術・工芸品を展示されているウィーン美術史美術館はルーブル、プラド、エルミタージュと並ぶヨーロッパを代表する美術館で絵画の所蔵数は7千点を越えるとか。

階段をのぼり右手にイタリア絵画・スペイン絵画が展示され、左手はフランドル・オランダ・ドイツ絵画。右手の入り口を入ると最初はティティアーノ、部屋の全部の絵がティティアーノなのに驚く。ヴェロネーゼ、ティントレットが続きジョルジョーネ、コレッジオ、カラヴァッジオなどなど、突き当たりの部屋にラファエロ。スペイン絵画のコレクションは意外に少なくヴェラスケス、ムリリョ、など。

左手に廻り、入り口を入るとレンブラントなどの部屋に続き、ルーベンスは3部屋をしめている。フェルメールの「アトリエの画家」は丁度、神戸に出張中で留守。ファン・ダイクなどを観てブリューゲルの部屋。ピーテル・ブリューゲルの作品の四分の一がこの部屋にあるそうだ。

イタリア、スペイン絵画

ティティアーノ ……
キリストの受難、毛皮をまとった少女、牧人とニンフ
ヴェロネーゼ ………
ホロフェルネスの首お持つユディト、ナインのやもめの息子の復活
ティントレット ……
水浴のスザンナ、鞭うたれるキリスト
ロット ………………
聖母子とカタリーナとヤコブ
ジョヴァンニ ………
ペテロとパウロの前に現れたキリスト
コレッジオ …………
ユピテルとイオ
カラヴァッジオ ……
ロザリオの聖母、ゴリアテの首を持ったダビデ
ラファエロ …………
草原の聖母
ヴェラスケス ………
青い服の王女マルガリータ

などなど。

フランドル、オランダ絵画

ブリューゲル ………
雪中の狩人、バベルの塔、農民の結婚式
ルーベンス …………
イルデフォンスの祭壇、小さな毛皮、マントバ公
ヴィンチェンソ・ゴンサガ
ヴァン・ダイク ……
サムソンとデリラ、祝福されたヨセフとマリアの
神秘的な結婚
デューラー …………
諸聖人の祭壇画、ヴェネチアの若い婦人の肖像
皇帝マクシミリアン1聖

などなど。