ロワール川はフランスの中央部を流れる全長1000km以上の川で、その流域の中ほどのオルレアンの辺りで大きく湾曲し大西洋に注いでいる。このロワール川がゆったりと流れるオルレアンやトゥール辺りがロワールの谷と呼ばれてお城がたくさん点在しているところである。
シュノンソウやシャンボードなど中世の美しいロワールのお城巡りはフランス観光の魅力の1つであるが、ここは百年戦争の舞台でもあり、ことに、ジャンヌ・ダルクが活躍したところである。
彼女がのちのシャルル7世に初めて謁見したシノン城や、オルレアン救援の初陣ために勢ぞろいしたブロア城は興味津々である。

現地発のツアーはトゥールやブロアから5~6社が営業しているが、インターネットで調べてみると日本語の解説があるのはACCO―DISPO社だけのようだ。
ACCO―DISPO社のHPをみると、1日コースと半日コースがあり、曜日によって巡回コースが異なっている。トゥール発ではシュノンソウやアンポワーズ、シャンボードなどは月・水・金のコースがカバーしている。シノン城に行くツアーはないので、1泊してブロア城と組み合わせて回ることにした。

そこで、メールで4月16日(水)を申し込んだのだが、観光シーズンにはちょっと早いためか、2名以上で催行の条件のはずだが、なかなか催行決定の知らせが来ない。でも、申し込み受け付の確認は取れているので、あとは現地でなんとかなると思って、フライトや宿など今回の旅行全体のスケジュールを最終的に確定した。

4月16日のコース

開催コース 時間 料金など 解説
月・水・金(1日コース) 9:15~18:20 50euro
入場料別
日本語カセットによる解説
内容:
〔午前中〕
CHENONCEAU (Visit)
CLOSLUCE (visit) Or (According to your choice)  AMBOISE(visit)
Lunch break in AMBOISE〔午後〕
CHEVERNY(Visit)
CHAMBORD(Visit)
AMBOISE(View) CHAUMONT(View) BLOIS (View)

4月17日のコース

4月16日はトゥールの駅前のホテルに泊まり、4月17日は単独行動で午前中にブロア城を見て、午後はシノン城に行き、夕方、パリに戻る予定である。
ロワールのお城は結構距離があるところに点在しているので移動に時間がかかるうえに、トゥール辺りのローカル線、ことにシノン城にいく線は1日に3~4本しか走っていないので不便きわまりない。1日かけて2つの城めぐりをするのがやっとである。

そのうえ、フランス語は全く分からないので、パリ~トゥールのTGV、トゥールとブロア、シノンの列車はフランス国鉄のサイトで時刻を調べて大阪にあるレイルヨーロッパ日本で予約、チケットを入手しているが、どうなることやら。